当社は、テスラ、アストンマーティン、ジャガー、ランドローバー、ランボルギーニといったブランドの認定工場であるとともに、
欧州最大の接着接合技術分野における研究機関・フランフォーファIFAMの国内唯一の認定資格や、
国内のディテーリング事業で注目を集める洗車ソムリエの資格を有しております。
テスラの電気自動車は、オールアルミボディーを採用し軽量合成素材が使用されているため、ボディリペアには特殊な鈑金設備や技術が必要となります。そのため、当社は2014年に「モデルS」、2016年に「モデルX」のトレーニングを本社工場の米国フリーモントで修了し、資格を取得しました。
近年の複雑化するボディ構造や塗装に対応するため、ランボルギーニ社では正式に認定ボディショップをディーラー1社あたりボディショップ1社を設けることとなり、当社へも依頼がありました。
創業当時よりランボルギーニの修理を手掛けてきた我々へのオファーは、鈑金技術の経験と実績、高い塗装技術や設備の整った環境など、あらゆる面で認定工場に相応しいと認めていただけたものととらえ、当社の技術者がトレーニングを受けて2021年より正式にランボルギーニ認定ボディショップとなりました。
アストンマーティン車の修理は世界中どこにおいても特殊工具を備え、必要な研修を受けたメカニックを配備し、製造工場に匹敵する設備と技術力を提供することが必須条件です。
当社は2003年11月にアストンマーティン・ラゴンダ・リミテッド社と契約を交わし、ボディに関するすべての修理が可能な工場として「アストンマーティン・ボディリペア・センター・カテゴリーA」の認定を受けました。
溶接接合・リベット接合・接着接合されたパネルの交換、フレーム(車両骨格)の修正及び交換等は専門知識と専用設備機器が必要となり、ジャガー本社から認定を受けたBP工場以外での作業が認められていません。
当社では2006年5月に英国のサッチャムトレーニングセンターで研修を終え、同年12月に「ジャガー アルミニウム ボディショップ カテゴリーA」の認定を受けております。
4代目レンジローバーは、同年代のジャガーXJ・XKシリーズと同じくオールアルミボディ構造のため、修理には専門知識と技術、そして専用設備機器が不可欠です。それらを持ち合わせ、なおかつ経験と実績のある当社が、ジャガー・ランドローバー・ジャパンより依頼を受け、2012年5月にジャガー・ランドローバー・ジャパンと業務委託契約を交わし、英国のACADEMYでアルミボディ認定BP工場として日本で唯一のトレーナー資格を習得。また同年12月には、国内初のトレーニングを当社施設にて実施しました。
欧州最大の接着接合技術分野における研究機関・Fraunhofer(フランフォーファ)IFAMの接着剤資格認定を国内で取得しているのは当社だけです。本国の生産技術研究の機関で接着接合技術者の資格を取得しました。
近年自動車の生産過程では、接着接合技術がかなり増えてきており、数年前から輸出をする自動車メーカーはこの世界基準の資格が必要になり、今後この資格がないとリペアの場合でも作業ができなくなることが予想されるため、当社ではいち早く取得することにしました。
日本では自動車メーカー以外、リペア工場業界でのこの資格はまだ当社だけだと思われます。